このページはフレンチキーホルダーに関する簡単なコラムのページです。
たくさんお持ちの、あるいはコアなコレクターの皆さんには全く物足りないとは思います。
 でもこれから集めようと思っている、あるいは集め始めた方には少しはお役に立てるかもしれないな〜〜立てたらいいな〜〜と思ってアップしたページです。

 このページのメニューは下記の通りです。項目をクリックするか、ページをスクロールしてご覧下さい。
 
フレンチキーホルダーについて
カテゴリー分けについて
キーリング(金属部分)について
ブルボンについて
オッジスとメタルについて
プラスティックタイプについて
フィギアタイプについて
フレンチキーホルダーの扱い方のヒント
こうやって飾っています〜
 

フレンチキーホルダーについて

 

 1960年代を中心にフランスで一般の顧客を対象に配られた企業のノベルティーグッズだそうです。
 当時は大変な人気があり専門の雑誌も創刊されていました。
制作当初は作る企業も少なかったようですが、人気がでると企業だけでなく一般の商店も制作に参加したようです。

 フレンチキーホルダーと言えばブルボン社製品が代表的なキーホルダーメーカですが、小さな会社などでは制作するにも金額がかかり手の及ばないモノだった様です。
そういった小口の顧客用に規格の透明プラスティックに中身だけ入れ替えるプラスティック製のキーホルダーが数多く作られるようになりました。
現存するフレンチキーホルダーはこのサンドイッチ型のキーホルダーが圧倒的に多く、おそらくフレンチキーホルダーの半分以上を占めるのではないでしょうか?
 
このブルボンと並ぶキーホルダーメーカにオッジス社という金属製のキーホルダーメーカがあります。もともとオッジスはアクセサリーメーカーであるため。その加工技術は大変すばらしいものです。
 
 フレンチキーホルダーにはまってしまうコレクターは少なからずこの2社の完成度の高さに惹かれこの道に入った方が多いのではと思います。
 またデザインもとてもすばらしくアメリカ的な原色コテコテのものとは一線を引いているなぁって感じます。
 私はもちろんこの2社のモノもコレクションの対象なのですが、プラスティックものが大好きで(自分がイラストレーターと言うこともあり)特にかわいいイラストの多いこのプラスティックタイプは目が離せないアイテムなのです。

 その他にもお人形タイプやお菓子、お鍋などミニチュアのフィギアタイプもウルトラかわいいモノがわんさかあるんです。

 私のコレクション基準はズバリ「キュート!」
ですから車や機械お酒と言った硬派なコレクションが少ないかもしれません〜〜

このページの下でブルボンやオッジス、その他フィギアなどに関して簡単な解説をしています。


カテゴリー分けについて
 

 ブルボンはほぼ総数が知られているようなのですが、このサイトでも紹介しているそれ以外のものを含めた総数は万単位で存在しているので全部を集めるのは不可能ではないかと思います(断言は致しません!)
 そこで私はコレクションするカテゴリーを自分で決め、それにこだわって集めるようにしました。
もし皆さんの中で、集めるのは良いがどれを集めたらいいのだろう?って戸惑っている人がいたら参考にしてみて下さいね。

 このサイトではカテゴリーをブルボン、プラスティック、メタル、フィギア、その他。と大きく5種類に分類しています。
また、それぞれのカテゴリーの中でもアイテムごとに細かく分けてみました。
(詳しくは上のメニューの、右側チューリップをご覧下さい)

 このカテゴリー分けは管理人の私、高橋の全くの独断判断でしたモノでコレクターの世界で確立したモノではないのでご了承下さいませ。


キーリング(金属部分)について
 

 このサイトのキーホルダー画像には基本的に本体のみで鎖やリング部分を表示していません。
これには実は訳があります。
フランス人ってとってもおおらかで細かいことにいちいち気を配らないところがあるそうで、このキーリングに関しても例外ではないそうです。
つまりオリジナルのキーリングを付け替えてしまったものがとても多いのです。
また、彼らはコレクションとしてリングやチェーンにはこだわらず、コレクションの価値には影響しないんだそうです、、日本人には考えられないアバウトさですね。

 ただしブルボンとオッジスに関しては例外な様でこれらにはオリジナルが付いているものが多いと聞いています。

 よく考えてみると当時配られたチープなタイプのキーホルダーは子供達にも人気があったようで、扱いも悪いモノが多いはずでしたから、、
現に私の持っているチョコレート型のキーホルダーにはどう見ても「子供の歯形」としか思えない跡が付いたモノがあるんです。初めてそのかわいいい歯形をみた時なぜ
かちょっとウルウルシたことを思い出します。

ちなみにコレクションの中から何種類かのリング部分とチェーン部分を紹介させて頂きますね。

 
リング部分
 
 
チェーン部分
 
 
 おそらくこれ以上に多くの種類があると思います、皆さんも新しいモノを発見したら教えてくださいね〜〜

ブルボンについて
 

 フレンチキーホルダーの代名詞になっている「ブルボン」
今ではとても手の届かないお値段が付いてしまったモノが数多くありますね。
でもその完成度の高さ、デザインセンスの見事さからコレクターは日に日に増えているようですね。当然でしょう!!って高橋も思います〜

 さてこのブルボンキーホルダー。
もちろんお菓子のブルボンではなくてフランスのキーホルダーメーカーの社名です。
創業者が「ブルボン王朝」の子孫かどうかは、、、ごめんなさい分かりませ〜ん。

 コレクションアイテムになっているアクリル製のキーホルダーは現在では制作されていませんが現在もこのブルボン社は現存しています。
ごく最近までキーホルダーの作成は続けていたようですが今回キーホルダー部門の廃止が決まり最後の記念のキーホルダーを関係者向けに作成し終了となったそうです。
理由は2つ、コストと需要のようです、今アニメタイプのキーホルダーを作成するにはとても経費的にペイできないそうです。
この話は「ロングディスタンスランナー」代表伊海田さんがこの会社の2代目から直接伺ったお話とのこと。

 ブルボンキーホルダーの中に「アニメ」タイプの動くシリーズがありますが、これの作り方は空洞の中に動かすアイテムを入れ込んでアクリルで固め、硬化してから小さなドリルで穴を開け空洞部分にオイルを流し込むと言う方法で作られています。
ですからよく見るとオイルを入れた穴を塞いだ跡が残っているはずです。
また、この方法のため経年により中のオイルが蒸発して気泡が入ったり、中には完全に蒸発してしまっていて中のアイテムがカラカラしているモノも有るようです。

このブルボンにもリングの種類がいくつか有ってそれも紹介してみますね。

 
 

色違いを除くと左の4種類になりますがこのほかにも数種類フランソワズ・チャッピーさんのブルボンブックに載っています。 この本はネットで購入できますよ〜〜

ロングディスタンスランナー


オッジスとメタルについて
 

 なんて偉そうに書いては、見ましたが私あまり詳しくないのです〜〜
ごめんなさい。
上で書いたようにオッジス社はもともと勲章やメタルなどの制作会社なので金属加工技術がとても良くリング部など溜息モノの出来です。

 その他、メタルに関してですが、一見お色もなく鈍いシルバーなだけで華やかさに欠けるのでついつい見逃してしまいそうですが、ちょっと待って下さい、 実はこのメタルとってもキュートなアイテムが沢山あるんです。
彫金技術は日本が世界で最高などと言われていますがどうしてどうしてフレンチキーホルダーの完成度も目を見張るモノが沢山有るんですよ。

 コレクションしている人が他に比べると少ないので今が集め時かもしれませんね。
とは言え、この文句いつまで掲示しておけるでしょうか。。

オッジスのリング部の画像を下に貼っておきます。

 
 
 ねっ、いくつか並べてみましたけどかわいいモノがあるでしょう。

プラスティックタイプについて
 

 フレンチキーホルダーの中で圧倒的な割合を占めるプラスティックタイプ。
色々な形状のモノがありますが、中でも多いのが規格サイズの透明プラスティックに各クライアントが印刷した紙をサンドイッチ状に挟んだものがダントツですね。

どう言ったモノかはこの↓画像を見て下さい。

   お分かりになりますよね?
これなら宣伝費を余りかけられない会社などは中の用紙を印刷するだけで後は規格のプラケースに挟むだけなのでコストが余りかかりません。
 
 プラスティックの中にはブルボンタイプのモノもあるんですよ。
これを見て下さい↓
 

 ブルボンの様にアクリルで固めたタイプですが技術的に劣るため中には透明部分が黄色く変色してしまっているモノなどもあり、完成度などもやっぱりブルボンには及ばないようです。
ブルボン社より安かったのでは?


フィギアタイプについて
 

 最後になりましたがフィギアタイプのご紹介です。
キュート系コレクターとしてはプラスティックに次いで目の離せないアイテムです。
まるでドールハウスで使えるような可愛いミニチュアものがわんさかわんさか有るんです。

 中でもお菓子ものはクラクラするくらいかわいいものがありまする。
その他テレビや企業のキャラクターモノなどもあってスコブル可愛いのです。

 
 

フレンチキーホルダーの扱い方のヒント
 

 折角お気に入りのキーホルダーを手に入れたのですから、表面の汚れを取ったり管理をちゃんとして長くお手元で眺めていたいですよね。下記をご参考になさってみてください。

表面の汚れや傷などに関して
 クリアなタイプのもの(ブルボンなどのアクリルやプラスティックタイプ)は市販されている金属磨き(クリームタイプ)をティッシュなどに少量付けてガシガシ磨くと曇ったものや汚れの目立つものなどは結構きれいになります。
 ここで注意したいのが本体と蓋に間に印刷物をサンドしたプラスティックタイプです、
磨き粉のペーストを沢山付けすぎると本体と蓋の間に汚くなったペーストが入り込んでしまいますので出来るだけ少量のペーストで磨くことをお勧めします。

 フィギアタイプの汚れですがこれは要注意です、素材自体に色が付いていてそれを固めたもの(チョコレート型など)はふき取ることは出来ますが絵の具やペンキなどで最後に色を塗ったものなどはふき取るだけで色がはげてしまうものがありますので気を付けましょう。

 メタル系ですがお色のないシルバーのものは歯ブラシに磨き粉を付けて磨き水に流して水分を十分乾燥させればピカピカになります。
ただしきれいにしても直ぐに黒ずんで来てしまうものが多いようでそれを防ぐために私はきれいした後ヘアスプレーをごく軽く吹き付けて黒ずみを防いでいます。
単色でもメッキをしたもの(金系に多いようです)がありますからそれらは磨き粉なを使うと剥げちゃうので使ってはダメダメです。


ブルボン(アニメタイプ)の管理について
 動くタイプのブルボンはオイルが入っていると説明しましたがそのオイルの蒸発を防ぐことは残念ながら出来そうにありません。気になるようでしたら気泡の入ってないものを選ぶしかないようですね。
 ただオイルがしっかり入っているから動きも良いとは限らないようです。オイルですから気温が低いと動きも悪いようですがそれだけでなく中に入っている素材や着彩した顔料などの種類によっては長い時間に癒着してしまったものや溶けてしまったものもあって、そう言ったものの多くは動きが悪かったり全く動かなくなってしまうものがあるようです。(例としてほ乳瓶タイプのものが有ります。乳首のところがラバーのようで溶けてしまっています)
中にはとてもレアなのにコンディションが良いものが滅多に出ないものも有るんです。

 このアニメタイプのものの管理は寝させておくのが一番良いようです。


印刷物のサンドされたプラスティックタイプに関して
 紙に印刷したインクは紫外線にとても弱いです。直射はもちろん×ですが南向きの明るいお部屋などに飾っておいても印刷インクの退色は避けられません。
30年以上も前の印刷インクなので現在のものより退色します。いつまでもきれいな色を楽しみたいのでしたら暗い部屋や、出来ればティン缶などに入れて保管する方がいつまでも鮮やかさを保てると思います。


こうやって飾っています〜
 
 ブルボンをメインにこうして飾っています。
アクリルの蓋付きのケースにウレタンの入ったケースです。
ウレタンに厚みがありますので小さなピンを刺して、それにキーホルダーを吊します。
 密閉は出来ませんがそれでもホコリなど付きにくく、透明度も高いのでナイスです。
 市販品ではありません、興味がお有りの方はメールフォームよりお問い合わせ下さい。
 
   

 上記の記載やサイトの画像や説明に間違いなどありましたら是非是非お教え下さいませ。
まだまだ知らないこと沢山ある私です、このサイトに不備などありましたらお許し下さいませ〜〜。
 
 

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